今回は引越し時のお部屋の選び方を紹介したいと思います。
いきなり不動産屋に行かないこと。
何も考えていない状態で不動産屋さんに行っても、中途半魔な条件しか言えず、中途半端な部屋ばかり紹介されて時間がかかってしまいます。
まずは自分がどんな部屋に住みたいのか、ゆずれない条件を決めた方がいいです。
私は条件を決めるために、インターネットで空き部屋を検索してみることをオススメします。
物件の検索条件として、様々な項目が出てきますので、それらを実際に選びながら物件を見ていくうちに、住みたい部屋の条件が決まってくると思います。
最低限決めておきたい条件。
()内は参考に僕の条件を書いてみました。
家賃の目安(5万円以下)
希望の間取り(ワンルーム or 1K)
駅からの距離(15分以内)
風呂トイレ別でないとダメか(ユニットバス可)
室内洗濯機置場の要否(有り)
駐車場駐輪場の要否(できれば有り。無しでも可)
部屋の向き(西以外)
自分で物件を見に行く。
住みたい物件を見つけて、見に行けそうなら実際に訪れることをオススメします。
最寄りの駅からのルートや距離、周辺のお店、街の住人の質や雰囲気などを1度感じておくと、引越してから後悔しづらいと思います。
部屋の中を見たい場合は、不動産屋さんにお願いして一緒に見に行きます。
その時にあると便利なものを紹介させて頂きます。
部屋選びに持っていくと役に立つアイテム
①メジャー・・・自分の持ち物を置くスペースがあるかを確認するためです。特に注意なのは洗濯機と冷蔵庫ですね。
②方位磁針・・・インターネットや不動産屋さんで紹介される方角は、あくまで目安です。正確な方角は自分で図る必要があります。
③ビー玉・・・床の傾きを確認します。
④湿度計・・・外が乾燥しているのに、部屋の湿度が高い場合、空気の流れが悪い可能性があります。カビに悩まされるかもしれません。
優先度が高い順に上から並べてみました。
必ず部屋の中をチェックすること。
不動産屋さんと一緒に行くので、気を遣ってあまり見ないで契約する人もいるかもしれませんが、何年も住むつもりなら時間をかけて丁寧に見ておいたほうが良いです。
場所別のチェックポイントを紹介させて頂きます。
- 全体:
風通しは良いか。空気が滞留しないか(カビやハウスダストの原因になります)
方角を確認する(日が当たる時間がどの程度あるか)
床は傾いてないか
- 天井:
シミができていないか
- 収納:
高さや奥行きは充分か
台所のや下駄箱もよく見て、自分の持ち物が入りきるかどうか確認する。
- コンセント:
部屋のどの位置にあるか。数は満足か。変に高い位置についていないか。ベッドや家具を置く位置を考えながらみると良いです。
- テレビ:
テレビ線の位置・高さは問題ないか。
- 冷蔵庫・洗濯機:
自分の持っている冷蔵庫が入るか。寸法の測定とコンセント位置を確認しておくこと。
洗濯機置場の防水パン有無も確認しておき、なければ部品を購入するなど、ホースをきちんと接続できるようにしておくこと。
- 台所・洗面所・トイレ・お風呂の水回り:
各接続箇所からの漏れは無いか。
蛇口をひねった時の水圧は異常に弱くないか。
きちんと排水できるか。スピードが遅くて溜まったりしないか。
もし可能な場合は、試しに蛇口をひねらせてもらった方がいいです。
風呂釜の大きさは満足か。
換気は問題なくできるか。これあが不十分だとカビの原因になります。
- 台所:
ガスコンロの場合もIHの場合も、火力は充分か確認すること。IHはワット数で判断できます。
- 窓周辺:
サッシとの間に隙間は無いか(僕の部屋はすき間がありましたが気づきませんでした。寒かったです。)
開け閉めはスムーズに行えるか。歪んでいないか。
外の景観は満足か。同じ部屋でも、外の景色が違うだけで開放感が全然違います。
カーテンを開けてもプライバシーが守れるか。他の家や道路から丸見えになっていないか。
(私は恥ずかしがりなので、人通りの少ない道に面した部屋を契約しました。)
サッシの下に木枠はあるか。無い場合、結露の水が直接窓から床にまで落ちますし、カーテンに水がついたりして、カビの原因になります。
網戸はあるか。ない場合は窓の枠に網戸用のレールがあるか確認し、最悪自分で設置しましょう。
- バルコニー・ベランダ:
物干し竿の置場はあるか。
スペースは充分か。屋根は充分な大きさか。
- 各ドア・引き出し:
スムーズに開閉できるか。どっち向きに開くか、開く角度はどの程度か、良く確認して起きましょう。
特に玄関が90度以上開かない場合は、まれに取っ手が邪魔で家具が入らないことがありますので要注意です。
- スマホ・パソコン:
電話の電波は繋がるか。通信速度は安定しているか。自分のスマホが使用している電波が繋がりづらいと、ストレスがたまってしまいます。
光回線はあるか。ケーブルテレビはあるか。
- エアコン:
内部の清掃状態は良好か。稼働時の音はうるさくないか。
私の場合は室外機の音が結構大きくて、しかも窓が共振して余計に大きくなっています。室外機の位置も要注意です。
- ガス:
都市ガスかプロパンか。土地によってはかなり金額差があるようですので、よく調べることをオススメします。
- 電気:
特に注意点はありません。電球や蛍光灯が切れた時に自分で変えられそうか確認するくらいです。
2回以上チェックすれば失敗は減る。
できればですが、時間帯や曜日の違う時に再度確認したほうが失敗は防げます。
私が特に注意したいチェックポイントを紹介させて頂きます。
- 昼の時間帯:
日当たりは良いか、外の見晴らしは良いか、ハトのフンは落ちていないか。
- 夜の時間帯
子供の泣き声が響いてこないか、よるでも安心して歩ける雰囲気か(道の見晴らしや街灯の多さなど)、窓近くに街灯がないか(近いと虫が集まってきます。)
- 土曜・日曜:
子供の遊ぶ音が大きくないか、若者のたまり場になっていないか、隣人の生活音は気にならないか。
物件の外も見ておきましょう。
長く住む場合は外の環境も大切ですので、良く見ておきましょう。
- 郵便:
郵便ボックスやドアポケットはあるか。
集合ポストはあるか。使いやすいか。
- ゴミ置場:
分別できるようにきちんと指示があるか。
いつ出しても大丈夫なタイプか、曜日が指定されているか。
- 共有スペースの管理:
しっかり清掃されているか。
廊下の電球が切れていないか。
雑草の処理はされているか。
- 住人のマナー:
チラシやガム、ゴミの散乱は無いか。
ゴミは分別されているか。
個人の所有物が放置されていないか。
スペースを独占している人はいないか。
駐輪場・駐車場はきれいに利用されているか。
- 周囲の環境:
線路・お墓・川・飲食店(近いとゴキブリが出る)・畑(土煙で汚れる)は近くないか。
公園はあるか。(ある場合は、事前に利用者のマナーをチェックすると良いです。)
近くにコンビニやスーパー、病院はあるか。
大通りに面していないか・通学路ではないか。
街灯はあるか、治安は荒れていないか。