とらやぎです。
初めてユーザー車検(自分で車検を通すこと)に行ってきました。
最近ルールが変わって一部楽になっていたので、最新のやり方と必要書類をまとめておきたいと思います!
ちゃんとできるかドキドキでしたが、意外とすんなり通りました。
かかった費用の総額
まず、ユーザー車検の最大のメリットであるお金の面について紹介しておきます。
- 車の条件・・・ホンダ製VEZEL。総重量1455kg。エコカー減税対象車。
- 費用の総額・・・42630円
かなり安く済みました。ぜひディーラーに任せた時と比較してみてください。
内訳
- 自賠責保険25830円
- 重量税15000円(25%引き)→税額一覧表(重さ・減税率ごとに分かります)
- 手数料1800円(検査登録印紙400円、審査証紙1400円)
車検を受ける場所
「陸運局」という、県内に数か所ある役所です。地域によって管轄の場所が異なるので、「お住まいの地域 陸運局」で検索すると出てくると思います。
事前に持っていく物
持っていく物は思ったより少なかったです。以下となります。
- 車検証
- 自賠責保険の証明書(※正式には、自動車損害賠償責任保険証明書)
これだけです。どうですか?思ったより少ないと思いませんか?
その他の必要書類は当日陸運局で作成することができました。
自動車税の納税証明書は、原則として省略可能になったようです。実際私は確認されませんでした。
以下、埼玉県が発行する「自動車税に関するお知らせ」の引用。
現在は国と都道府県のシステムが連携することによって、書く運輸支局・自動車検査登録事務所において、自動車税に滞納がない旨を電子的に確認できるようになったため、車検時の納税証明書が原則として省略可能になりました。
※納付後間もない場合や新規登録後1年以内に登録番号を変更した車両等は電子確認ができない場合があります。納付してすぐに車検を受ける場合などは、金融機関やコンビニ等の窓口で納付し、納付書右片に付属する納税証明書をご使用ください。
当日やること~車検の流れ~
ざっと流れを説明したいと思います。
- 管轄の陸運局に行く。「継続検査の窓口」を探し必要書類をもらう。
- お手本のファイルを見ながら書類を作成。※詳細は以下へ。
- 新たに自賠責保険に入る。※別窓口。2年間が定石。
- 自動車税と手数料の印紙を購入する。※別窓口。
- 「継続検査の窓口」に戻り、全ての書類を提示。
- 車に乗り車検レーンに並ぶ。係員の指示通りに車を操作し完了ハンコをもらう。
- 「継続検査の完了窓口」にハンコ済書類を提示。新たな車検証とシールをGET。
これだけになります。
全ての書類
必要な書類と入手方法一覧。
- 車検証 → 事前。自動車購入時に作成。
- 自賠責保険の証明書(旧)→ 事前。自動車購入時に作成。
- 自賠責保険の証明書(新)→ 当日。窓口で加入し入手する。
- 自動車検査票 → 当日。用紙をもらう。
- 継続検査申請書 → 当日。用紙をもらう。
- 自動車重量税納付書 → 当日。用紙をもらう。
- (定期点検整備記録簿) → 法定点検を終えている時のみ必要。車検後に行う場合は不要。(後から点検しますと言うだけでOK。)
車検証
赤枠の部分は、書類作成時に使った情報です。
- 自動車登録番号又は車両番号・・・車のナンバープレートの番号。
- 車両総重量・・・1.455kgだそうです。重量税に関わってきます。
- 車台番号・・・見たこと無い数字です。
- 原動機の型式・・・エンジンの型式ですね。
陸運局で書く用紙の内容(合計3枚)
初めてなので心配していましたが、実際やってみるとかなり簡単でした。心配しなくて大丈夫です。
自動車検査票
陸運局でもらえる用紙です。書く内容は以下のみです。
- 継続検査に○をつける。
- 車検証から、登録番号・原動機型式・車台番号を写す。
- 車のメータから走行距離を写す。(だいたいでOKです。確認されませんでした)
- 下の方に住所・名前・電話番号を書く。
検査継続申請書
こちらも陸運局でもらえる用紙です。
- 車検証から、自動車登録番号・車台番号を写します。
- 走行距離を書きます。
- 下の方に名前・住所を書きます。
自動車重量税納付書
これも陸運局で用紙をもらえます。
- 車検証から自動車の登録番号・車両重量を写します。
- 名前・住所・納付した税額を記載します。
車検レーンに入ってからの流れ
基本的に車に乗ったまま検査を行いますが、一部降りるところもあります。
- レーンに並んでいると係員から指示がありますので窓を開けておきます。
- タイヤに蓋が付いている場合は外すように言われる。引っ張ればとれますが、分からない場合は係員に聞くと教えてくれる。(私は聞きました。)
- ※この作業で手が汚れるのが嫌だ、やりたくないという人はやめた方が良いです
- その他、ウインカーやウォッシャー液、ハザードランプが正常かどうか確認される。係員の指示どおりに車を操作していけば、何も問題ない。
- 一通り終わったら下の写真のような検査場に入っていく。
検査場内の流れ
基本的に係員が1人ついてくれている。あとは上の方にある電光掲示板に指示がでるので、そのとおりに車を操作いていけばOK。
具体的な項目はこちらが詳しい→検査コース(車検場)の流れ | ユーザー車検
すべて指示どおりに車を操作していくと、最後に検査完了のハンコをくれる。
検査が終わったら
用紙をもらった窓口のある建物に戻り、ハンコをもらった書類達を「検査完了の窓口」に持って行く。そこで新しい車検証を発行してもらったら終了です。お疲れ様でした。
まとめ
お休みが取りやすい方や平日休みの方は、ディーラーに預けるよりもお金を節約できますし、もしかすると「時間」も効率的に使えるかもしれませんよ。
初めてでもユーザー車検でかかった時間は40分くらいでしたので、「車を預ける・終わったら取りに行く」だけでも待ち時間がけっこうあるディーラーに頼むよりも早く済ませることができた気がします。
お金も時間も節約できるユーザー車検、オススメです。
以上っ!