とらやぎです。お金の本。
私はフリーランスになるか分かりませんが、とりあえず税金のことを知りたかったのでこの本を購入しました。
著者
著者は、元プログラマーのきたみりゅうじさん。この方がプロの税理士さんと話をしながら、フリーランスになった時の税金や保険関係はどうなるのか?サラリーマンとの違いは?などなど、素朴な疑問に答えていくという内容でした。
好感が持てる
税理士さんの名前が明かされていないからでしょうが、税理士さん自身の本音や裏事情的なことも書かれていたので、そこらのキレイ事ばかり書いてある本と比べると好感が持てます。
内容
ざっくりどんなことが買いてあるかというと、まず税金に関すること。
これはサラリーマンの私としても所得税や住民税を払っているので気になるところでした。
次に社会保険の話。年金や健康保険などですね。
それからフリーランス特有の領収書や青色申告と白色申告の違いの話になり、さらに消費税をもらう貰わないとか法人化するしないという話が続きます。
最後に税務署の調査の実際を教えてもらって終了。という感じです。
私の感想
まず、もうフリーランスだぞっていう方にはこんなの当たり前じゃんという内容かもしれません。
ただ現在サラリーマンの私からすると知らないことだらけで勉強になりました。
よくフリーランスは確定申告が大変だとか聞きましたが、申告方法には白色と青色があるし青色にも種類があって簡単な方法を選べるんだそうです。
実態を知ると、個人的にはそこまで大変ではなさそうだなと感じました。
他にも年金や健康保険料が高いとかって聞いてはいましたが、どの程度なのかも知れたのも良かったですね。
あとは損失を繰り越せるとか経費の計上方法についてぶっちゃけ話など、知っているだけで損するのを防げることもあるみたいです。
サラリーマンはそのあたりの管理を自分でせずに、全部会社にやってもらえているんですね。
本の全体の印象としては、意外とフリーランスの手続きはこなせそう。という感じです。
急に会社が潰れたりしたら、フリーランスとしてやっていく道もあるかな?雇われるのとは勝手が違うんでしょうけど。
いずれにしても、露頭に迷わないようにはしておきたいものですね。
以上っ!